自閉症は、社会性や他者とのコミュニケーション能力に困難が生じる先天的な脳の発達障害です。生まれつきの脳の機能障害で、親の育て方や環境が引き起こすものではありません。うつ病はひきこもりと混同されることもありますが、自閉症はこれらとは異なる先天的な障害です。
自閉症児は、150名にひとりくらいの割合で生まれてくるといわれています。そして男女の割合は、およそ4対1と、男のこの方が圧倒的に多い障害です。自閉症児が生まれてくる原因については幾つかの説がありますが、詳しい原因はまだわかっていません。
僕は、自閉症の原因が解明され、この障害が完全に治癒できるようになることを祈る一方、自閉症をはじめとする障害についての社会の理解と支援が広まることを願っています。そして、そのために必要なことは出来る限りやっていこうと心に誓っています。将来、障害がない人もある人も誰もが生きやすく、誰もが主役になれる社会 - それをインクルージョン型の社会と呼びます - が一日も早く実現することを目指したいと思います。
これまで微力ながらも少しずつやってきたことは、大きくふたつ。ひとつは、サンフランシスコ・ベイエリアのEサッカーというインクルージョン型のサッカープログラム(健常児と障害児が一緒に成長することを目指すサッカープログラム)のコーチとして地域活動をしてきたこと、そしてもうひとつは映画『ぼくはうみがみたくなりました』のアメリカ西海岸での自主上映を企画・運営してきたことです。今後とも自閉症支援をテーマに地域社会とともに成長していきたいと考えています。
Eサッカー(健常児と障害児が一緒に成長することを目指すインクルージョン型サッカープログラム)
- 「みんなでサッカー!カリフォルニア発 インクルージョンe soccer」(パラフォト掲載記事)
映画『ぼくはうみがみたくなりました』のアメリカ西海岸自主上映